カラオケに行くと、毎回誰かしらが歌ってる曲ってありますよね。
「この曲よく聴くなぁ」って曲があるとすれば、それは周杰倫の曲の可能性が高いです。
周杰倫(ジェイチョウ)はカラオケランキングでも常に上位に君臨している、台湾の超有名歌手です。
その人気はアジア圏のみならず、世界チャートをも征する勢い。
私自身、最初に覚えたC-POPは彼の曲ですし、カラオケレパートリーの中で一番曲数が多いです。
この記事では、中国語カラオケ歴20年の私が、周杰倫の定番カラオケ曲と歌うときの注意点を紹介します。
・台湾の超有名アーティスト周杰倫とは何者なのか
・周杰倫の定番の中国語カラオケ曲5選
・周杰倫の曲をカラオケで歌うときに注意すべきこと
僕が中国語カラオケを始めたきっかけは、周杰倫の曲なんだ。
今でも大好きな歌手だし、周杰倫なしに中国語カラオケは語れない!
中国語カラオケといえば周杰倫!一体どんなアーティスト?
周杰倫といえば、台湾の超有名アーティスト。
ポップスがまだ主流ではない時代に活動を始め、C-POPの礎を築いた歌手です。
歌手活動はもう20年以上になりますが、デビュー当初の曲も全く色褪せることなく、未だにカラオケで歌われ続けています。
JOYSOUNDの中国語カラオケランキングでは、常時100位以内に、彼の曲が15曲も入っているという入人気ぶり!
その人気は中華圏に留まらず、2022年に発売したアルバム「Greatest Works of Arts」は、IFPIのグローバルアルバムセールスランキングで1位を獲得しています。つまり、世界一ですね。
中華圏では知らない人はまずいないですし、男女どちらでも歌いやすい曲が多いので、持ち歌の一つとして必ず習得しておきたいところです。
ここ近年日本では、ライブなどファンの前にでるイベントはありませんが、MVに日本の俳優を起用したり、撮影を日本で行う等、日本絡みの仕事がちょこちょこありました。
2024年4月にはKアリーナ横浜でライブを行いましたが、連日チケットは完売で凄まじい競争率でした。
ちなみに、周杰倫は歌手活動以外に、映画監督や俳優としても活躍しています。
2024年6月公開、京本大我主演の映画『言えない秘密』の原作は、周杰倫監督・主演作品です。
ちなみに、周杰倫と五月天はデビュー時期が近く、今も最前線で活躍するC-POPを代表するトップスターです。
彼らは互いにとても仲がよく、ライブでは周杰倫の“周”と五月天の“五”を合体させて“周五”(金曜日の意味)としてコラボしたり、ボーカル阿信とはデュエット曲も出しています。
五月天については、中国語カラオケするなら五月天をおすすめする3つの理由!の記事を参考にしてくださいね。
周杰倫はC-POPの黄金時代を築いたキーパーソン。
死ぬまでに一度は彼のライブに参加してみたいよ!
周杰倫 定番の中国語カラオケ曲5選
周杰倫の曲は、バラードからラップなど幅広いですが、今回はスローからミドルテンポのバラードや軽快なポップスをチョイスしてみました。
どれも超有名で、あらゆるカラオケランキングに登場する曲たちです。
全てDAM、JOYSOUNDなどの、日本のカラオケで歌えます!!
それでは、周杰倫の人気カラオケ曲5曲を見ていきましょう。
他のアーティストのカラオケ定番曲が知りたい方は、中国語カラオケで歌いやすい定番ソング!の記事を参考にしてくださいね。
告白气球 gàobái qìqiú
2016年にリリースされた、超人気曲です。
リズミカルで軽快なメロディーと、甘い歌詞のバランスが絶妙なラブソング。
中華圏では知らない人はいないのでは?という名曲です。
パリで撮影されたMVは、見ているだけでも楽しい気分になりますし、ノリがいいのでどんな場面でも歌いやすいです。
歌詞は、MV見れば感覚的に理解しやすいと思う。
少し早く感じる箇所も、リズムを体に刻みながら歌うと、歌詞をあてはめやすいよ!
七里香 qīlǐxiāng
2004年にリリースされた、周杰倫の代表曲です。
20年前の曲なのに、今リリースしても流行りそうなくらい、洗練された曲だと思います。
実はこの曲のMV撮影は日本(長野)、ヒロインは田中千絵という日本人女優なんです。
歌いやすい曲No.1じゃないかと思ってる。歌詞にサンマが出てくるのが粋なところ。
メロディーも歌詞もゆっくりだから、歌詞を目で追いかけながらでも歌えるよね。
稲香 dào xiāng
2008年にリリースされた、ミドルテンポで軽快なポップスです。
この曲は中国人とカラオケに行くと高確率で耳にする歌の一つで、根強い人気があります。
子供時代を思い出す田舎の情景や、人々を励ますような歌詞が、人気のポイントです。
リリース当時はちょうど四川大地震のあとで、この曲に励まされた人が大勢いたようです。
ゆっくりした曲なんだけど、歌詞はわりと早くて少し練習が必要な曲。
覚えてしまえば、リズムにのって楽しく歌えるよ。中国人ウケするし!
说好不哭 shuō hǎo bù kū
2019年にリリースした、五月天の阿信とコラボしたデュエット曲です。
MVが日本(東京)で撮影されていて、なんと女優の三吉彩花と俳優の渡邊圭祐が出演しているんです。
途中映像に出てくる周杰倫はピアノ、阿信がギターを片手に歌っているシーンも、東京で撮影されたもの。
日本が舞台だから親近感があるし、歌詞も難しい単語が少ないので歌いやすい。
メロディーもゆったりしてて聴かせるバラードってかんじ。あまり練習しなくても、さらっと歌えると思う。
枫 fēng
2005年にリリースされた、 周杰倫の人気バラードです。
この曲には面白い仕掛けがあって、実は「楓」のMVに出演している歌手刘畊宏の「彩虹天堂」は、「楓」のストーリーと繋がっているんです。
MVを見ると曲の内容がすっと頭に入ってくるので、ぜひ両方見てみてくださいね。
MV見てると切ないストーリーに心打たれて、いい感じに感情込めて歌えるよ。歌詞もあまり難しくないね。
これも王道のバラードで、歌いやすいテンポで練習曲向きだよね。
中国語カラオケで周杰倫の曲を歌うときの注意点
ここまで、周杰倫の曲は中国語カラオケの定番!と紹介してきましたが、彼の曲を歌うにあたって、一点だけ注意点があります。
それは、中国語の発音が曖昧であること。
簡単に言うと、はっきり発音しないので、中国人でも歌詞を見ないと何を言っているかわからないという声を聞きます。
日本でいうと、Mr.Childrenやサザンオールスターズのような、歌い方にちょっと癖があるアーティストなんです。(崩して歌うかんじ)
特に彼のデビュー~初期の曲は、かなり曖昧に発音されているので、耳コピすることが難しいかもしれないので、歌詞を見て確認しながら歌いましょう。
ここ10年以内の曲は、昔に比べて発音がはっきりしているので、比較的聞き取りやすいと思います。
耳コピが難しいという意味では、初心者向けの歌手ではないかもしれませんが、こちらで紹介した人気曲は歌詞の難易度は低めでとても歌いやすいので、ぜひチャレンジしていただきたいです。
まとめ:周杰倫の曲を覚えて中国語カラオケマスター
周杰倫の曲は知名度も高く、歌いやすい曲が多いので、中国語カラオケにおすすめです。
初心者におすすめなのは、スローからミドルテンポのバラードや軽快なポップスです。
周杰倫の特徴として、発音が聞き取りにくい曲があります。
自主練するときは、歌詞を見て曲をインプットしましょう。歌い方まで似せなくて大丈夫です。
慣れてきたら、本人っぽい歌い方を究めるのも楽しいかもしれません。
周杰倫の曲は、YouTubeでMVを見ることができます。
まずはここで紹介した5曲を聞いてみて、気になった曲を練習してみてくださいね。
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