パリ五輪卓球女子メダリストの早田ひなさんが、海外で炎上しています。
帰国会見で今行きたい場所の一つとして、鹿児島の特攻資料館と答えました。
今日本があるのは先人たちのおかげという思いからの発言だったようですが、戦争絡みの発言は何かと捉え方が難しいですよね。
この記事では、早田ひなさんの発言が日本、中国、韓国でどのように捉えられているか、ファンの反応を調べてみました。
早田ひなの炎上のきっかけは特攻資料館?
早田ひなさんはパリオリンピックからの帰国会見で「いまやりたいこと」を聞かれ、アンパンマンミュージアムと特攻資料館に行きたいと答えました。
福岡・北九州市出身の早田には、パリ五輪が終わり同じ九州地方で行きたい場所があるという。「行きたいところの一つは(福岡の)アンパンマンミュージアム。あとは鹿児島の特攻資料館(知覧特攻平和会館)に行きたい。生きていること、卓球ができているのは当たり前じゃないのを感じたい」と意外な場所を口にした。
引用:東スポWEB
オリンピックに日本代表として出場して、何か思うことがあったのでしょう。
特に8月は終戦の日などもあり、戦争の話題に触れる機会の多い時期でもありますよね。
早田ひなさんの発言からは、
- 命を繋いでくれた先人への敬意
- 今日本で生きていることへの感謝
- 卓球ができることは当たり前ではない
といった、今ある環境への感謝が感じられます。
しかし、中国や韓国などの隣国のファンはこの話題に敏感に反応し、炎上する事態になりました。
早田ひなの特攻隊発言に対する日本と中国、韓国の反応を比較!
早田ひなさんの「特攻資料館に行きたい」という発言を、日本を含むアジアのファンはどのように受け止めたのでしょうか?
日本、中国、韓国の反応を調べてみました。
早田ひなへの日本の反応
ひなちゃんのような若い人がこういう考えになって人の命の尊さを実感するのは普通なかなかそういう気持ちにはなれないと思います。 年齢関係なくそういった感謝の気持ちを持つことはとても清いことだと思います。
「当たり前じゃない」 早田ひなさんたけではなく、全ての人に当てはまる言葉。それを思い出させてくれた早田ひなさんにも、そして先人たちにも感謝です。
早田選手はプレーだけでなくチームメイトや対戦相手への配慮や敬意、そして現在の自分がある事の感謝等、考え方や生き方が本当に素晴らしい方です。
総じて肯定的な意見が目立ちました。
戦争を知らない世代である早田ひなさんが、戦争について深く考え、向き合い、受け止めようとする姿を立派だと感じた人が多いようでした。
早田ひなへの中国の反応
スポーツには国境はないけれど、アスリートには国籍がある!
早田選手は中国人の越えてはいけないラインに抵触した
早田ひなさんの発言は中国のファンと中国国民を深く傷つけた
特攻隊を美化している、戦争を肯定している等の見方から、批判的な意見が目立ちました。
中国メディアは、「特攻」は軍国主義による侵略の歴史の美化だとして、早田選手の発言を「中国人の感情への冒瀆」だと報道。
引用:Yahoo!ニュース
卓球男子シングルス金メダリストの樊振東さん、女子シングルス銀メダリストの孫穎莎さんが、中国SNSで早田ひなさんのフォローを外したことが大きく話題になりました。
早田ひなへの韓国の反応
特攻隊の歴史的背景を理解してるの?
彼女の発言に失望した
戦争美化とも捉えられるよね
韓国でもニュースで取り上げられ、歴史問題に敏感な層が反応していました。
早田ひなさんの発言により、日本の歴史認識に対する指摘も出ているようです。
パリ五輪の女子シングルス3位決定戦で、シン・ユビンとの感動的な抱擁シーンが話題になり、韓国での知名度が高まっていた早田ひなさん。
韓国の反応は、驚きが先で、徐々に問題視されていった印象です。
「韓国でも徐々に(この発言が)広まり始め、早田に否定的な世論が出始めている。腕をケガするなかでベストを尽くして戦ったシン・ユビンと感動的な抱擁シーンが、今回の発言で薄れてしまったからだ」とも報じている。
引用:Yahoo!ニュース
早田ひなの特攻隊発言が炎上したのはなぜ?何がまずかった?
早田ひなさんが「特攻資料館に行きたい」という発言は、中国や韓国では否定的に捉えられていることがわかりました。
早田ひなさんは、決して戦争を肯定したわけでも、他国を侮辱したわけでもありません。
日本の若者として、自分の考えを述べただけなのに、批判の的になるのはとても悲しいですね。
今回早田ひなさんの発言が炎上した理由は、
- 世界的なアスリートである
- 中国、韓国にもファンが多かった
- 歴史問題に敏感になっている
といったことが関係しているのではないでしょうか。
まず、早田ひなさんは五輪メダリストでとても影響力のある方です。
早田ひなさんの発言=日本の若者の考えとして捉えられた可能性があります。
早田ひなさんは卓球を通して、中国や韓国の選手とも交流があり、各国でもファンがたくさんいました。
人気があるからこそ、ここまで話題になってしまったんだね。
早田ひなさんと同じように、各国の仲のよい選手たちも、愛国心は一般人より強いはず。
かねてより、中国、韓国と日本は歴史認識の相違による、トラブルが多数発生しており、人々が歴史問題に敏感になっています。
アスリート同士は友好な関係を築けていただけに、今回の発言でわだかまりが残ってしまうことがないとよいですね。
まとめ 早田ひなの炎上理由は特攻隊?他国で批判もあるが日本では肯定的!
早田ひなさんの「特攻記念館に行きたい!」という発言が他国で炎上した件について紹介しました。
早田ひなさんは海外でも人気のアスリートだけに、戦争を肯定したともとれる発言にがっかりした人もいたようです。
しかし、早田ひなさんの発言は、
- 命を繋いでくれた先人への敬意
- 今日本があることに感謝
- 卓球ができることは当たり前ではない
といった思いからであり、戦争を肯定したわけでも、他国を侮辱したわけでもありません。
日本のファンからは、肯定的なコメントがほとんどでした。
早田ひなさんが発言した意図と異なる解釈で炎上してしまった可能性が高いので、不用なバッシングが早く落ち着くことを願います。