中国語カラオケを練習してるけど、なかなか上手く歌えない…そんな悩みを抱えていませんか?
私も中国語カラオケを始めたころは、正しく歌えている自信がなくて、声を出すのがとても恥ずかしかったです。
実は、中国語曲をカッコ良く歌いこなすには、押さえるべきポイントがいくつかあります。
間違った曲選び、間違った取り組み方をしていると、せっかくカラオケ学習に取り組んでいても、音楽を楽しむことができず、中国語力アップにも繋がりません。
この記事では、中国語カラオケ歴20年の私の経験をもとに、中国語の曲を歌いこなすコツや上達の秘訣を紹介します。
・中国語カラオケは本当に難しいのか
・中国語曲を無理なく歌いこなすコツ
・中国語カラオケがみるみる上達する秘訣
中国語カラオケをカッコ良く歌いこなすことは快感!
勉強のモチベーションもアップするよ。
中国語カラオケは難しい!というのは思い込み
「中国語の歌って何か難しそう…」
漠然とそんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
私も中国語を始めた頃は、「話すこともできないのに、歌なんてとてもじゃないけど無理!」と思っていました。
しかし、それは誤解でした。
実は、中国語の曲を歌うことは、中国語を話すことより簡単なんです!
なぜなら、歌の中では中国語の難しさの一つである、声調(音の高低)がカットされているからです。
「中国語は声調によって言葉の意味が変わるから、それじゃ歌詞の意味が伝わらないのでは?」
そう思われた方もいるかもしれませんね。
でも、よく考えてみてください。日本語だって同じ音でもイントネーションによって意味が変わる言葉はありますよね?
「橋」「端」「箸」
「意志」「石」「医師」
音楽に乗せて歌詞を口ずさむと、必ずしも正しいイントネーションにはなりません。
でも、歌詞にはストーリー性があるから、前後の文脈から「橋」なのか?それとも「箸」なのか?理解できますよね。
中国語も全く同じなのです。
これは、中国語がまだ思うように話せない外国人にとっては最大のメリットで、中国語カラオケの取り組みやすさの特徴です。
せっかく中国語カラオケを練習するなら、カッコ良く歌い上げて周りを驚かせたいですよね。
歌い方のコツさえ押さえれば、中国人と間違われるくらい流暢に歌い上げることも夢ではありません。
中国語をマスターするより先に、カラオケの腕前は上級レベルになれるかも!
無理なく中国語曲を歌いこなすコツ
中国語の歌を無理なく歌いこなすには、ちょっとしたコツがあります。
ゆったりとしたバラードを選曲する
もし、中国語カラオケが難しい!と感じているのなら、それは間違った選曲をしているのかも。
日本語にも歌いやすい曲とそうでない曲がありますが、中国語だって同じです。
最初からアップテンポの曲や難しい言葉の曲を選んでしまっては、歌いこなせるはずがありません。
普段は「ラップが好き!」「パンクロックが好き!」という方も、まずはスローからミディアムテンポのバラードがおすすめ。
古典調の曲ではなく、普通のポップスを選曲しましょう。
何度も聴いてから歌う練習をする
カラオケの練習をするとき、歌いたい気持ちが先行してしまい、充分に曲を覚える前にカラオケ練習に入ってしまう人がいますが、それは間違い!
中国語カラオケの練習には、聴くことがとっても重要なんです。
まずは、原曲をひたすら聴いてメロディーを頭に入れながら、聞き取れる音を増やしていきましょう。
耳からのインプットが不十分なまま歌う練習をはじめてしまうと、自分流の歌い方になってしまい、変な癖が付きやすくなってしまいます。
大きな声で自信を持って歌う
これはカラオケ全般に言えることなのですが、大きな声で歌うことで、それっぽく聞こえるようになります。
言葉が伝わりやすくなるし、声帯が開くことで音程が安定しやすくなります。
はじめはどうしても小声になりがちですが、間違えてもいいので堂々と大きな声で歌いましょう。
実は歌いやすい曲を選曲することが一番大事。
カラオケ全般に通じるところがあるよね。
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中国語カラオケがみるみる上達する秘訣
中国語カラオケを一通り歌えるようになったら、今度はカッコ良く歌う練習をしましょう。
リズムとポーズを意識する
カッコ良く歌う人は、曲のリズムが体に染み付いていて、間の取り方が上手です。
原曲を聴くときに、アーティストのブレスの位置やどの程度音を伸ばしているかなど、行間を意識してみましょう。
よく見ると、中国語で韻を踏んでいる歌詞もあるので、研究すると面白いですよ。
口を大きく開けて丁寧に発音する
できる限りはっきりと丁寧に言葉を発音することを意識してください。
たとえば、「chi」それとも「qi」?「yin」それとも「ying」?
ネイティブは自然にできていることも、私たちは意識しないとうまくいきません。
日本語は口をあまり開けなくても発音することができますが、中国語を正しく発音するには口を大きく開けることがとても大切です。
正しい発音を意識することで、歌の聞こえ方がぐーんとネイティブに近づきます。
中国語のリエゾンを意識する
リエゾンとは、一つ目の単語の最後の音と次の単語の最初の音がつながって、音が変化すること。
英語の例を見るとイメージが沸きやすいと思います。
hold on→ホールドン[holdon]
take out→テイカウト[teikaut]
実は中国語にも、限定的ではありますが、リエゾンがあって、特に歌の中ではよく使われているんです。
たとえば、「再见 爱情」という歌詞があったとします。
それぞれ読むとザイジェン[zaijian]とアイチン[aiqing]ですが、つなげて読む場合には、ザイジェンナイチン[zaijianaiqing]となります。
これを知っているか知らないかで、歌いこなしが大きく変わってきます。
歌声を録音して原曲と聞き比べる
歌は人に聴いてもらうことでうまくなります。
歌を聴いてくれる中国人がそばにいればいいのでしが、いない場合は自分の歌声を録音して、自分で聴いてみましょう。
原曲と聞き比べて違和感のある部分は、繰り返し発音を練習。原曲と同じに聞こえるまでやります。
自分の歌声を客観的にチェックして、トレーニングすることで、歌の完成度があがるし、発音もどんどんきれいになりますよ。
中国語初心者でも、リエゾンを意識して歌ったら、カッコ良く歌えたよ!
中国人にもすごく褒められたんだ。
中国語カラオケ学習の成功体験、40代中国語初心者がカラオケ学習を始めた結果!の記事も参考にしてくださいね。
まとめ:中国語カラオケは難しくない!気軽に挑戦しよう!
中国語の歌を歌うことは、中国語を話すことより簡単です。
声調を意識しなくて済む分、漢字の読みや発音に集中して、中国語の勉強ができます。
私たち外国人でもコツさえ掴めば、中国人と間違われるくらい、上手に歌えるようになります。
中国語カラオケをマスターしたら、中国語学習の仲間や中国人の友達とカラオケに出かけましょう。
上手い人の歌を聴いたり、自分の歌声をみんなに聴いてもらうことで、歌のスキルにも磨きがかかります。
是非、気軽にチャレンジしてみてください。
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