横浜大口病院は改名して現在は閉業?連続殺人事件のその後がすごい!

神奈川県横浜市の大口病院は、2016年に看護士が入院患者の点滴に消毒液を混入し、3人を殺害するという事件があった病院です。

大口病院連続点滴中毒死事件として知られ、日本中を震撼させました。

犯人の看護士である久保木愛弓被告は逮捕され無期懲役となりましたが、大口病院はその後どうなったのでしょうか?

この記事では、横浜大口病院は改名して現在は閉業?連続殺人事件からの変遷について調べました。

目次
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大口病院は改名して横浜はじめ病院に!

大口病院は横浜はじめ病院に改名していました。

改名は2017年12月に行われており、病院イメージの刷新をはかる目的や地域住民からの要望があったようです。

昨年9月に点滴連続殺人事件が起きた大口病院(横浜市神奈川区大口通)は1日、病院名を「横浜はじめ病院」に変更した。県警の捜査は依然続いているが、病院関係者は「イメージを刷新して入院診療の再開につなげたい」と話している。

 鈴木峻院長によると、新名称には「新たなスタートを切りたい」との思いを込めた。病院創設者名にも由来し、職員らが複数の候補から投票で決めたという。

引用:カナロコ
*Hanna*

はじめという言葉に1からやり直しの意味が込められていそうだね。

事件が発覚したのが2016年9月、同年12月からは入院患者の受け入れを停止していましたが、外来は続けていました。

事件発覚から1年以上は大口病院の名前のまま診療を続けていたんですね。

ちなみに大口病院は何度か改名を繰り返しており、

  • 大口病院(1954-1988)
  • 大口リハビリテーション病院(1988-1993)
  • 大口病院(1993-2017)
  • 横浜はじめ病院(2017‐)

というように変化しています。

犯人の久保木愛弓被告の生い立ちもチェック↓↓

大口病院は現在は閉業?連続殺人事件のその後がすごい!

引用:X

横浜大口病院(横浜はじめ病院)は現在診療を休止しています。

しかし、診療休止となったのは2023年3月末のことで、それまでは事業を継続していました。

連続殺人事件からの病院の変遷をまとめます。

  • 2016年9月 患者が相次いで中毒死
  • 2016年12月 一般病床の入院受け入れを一時停止
  • 2017年12月 横浜はじめ病院に改名
  • 2018年2月 入院受け入れを再開
  • 2018年7月 連続殺人の犯人である久保木愛弓被告逮捕
  • 2019年8月 休診
  • 2021年12月 コロナ専門病院として開業
  • 2023年3月 コロナ収束につき事業終了

大口病院の変遷 2019年8月に休診

大口病院(横浜はじめ病院)は事件後も事業を続けていたものの、看護士らの医療スタッフ不足や患者が増えないなどの理由で、2019年8月に休診しました。

事件発覚後の同年12月、病院は一般病床の入院受け入れを中止。17年12月には横浜はじめ病院に名称変更し、18年2月に入院受け入れを一部再開した。しかし、患者らの不安は拭い切れず、19年8月から休診が続いている。運営法人の代理人弁護士によると、再開のめどは立っていないという。
 近くに住む自営業男性は「あまり地元の人が使う病院ではなかった。受け入れる所がなくて来たという人が多かったのでは」と話した。

引用:JIJI.com

大口病院の変遷 2021年12月にコロナ専門病院

休診が続いた大口病院(横浜はじめ病院)は、新型コロナウイルスが感染拡大する中、コロナ専門病院として診療を再開しました。

コロナ感染拡大ピークの頃には、コロナ病棟の病床もホテルも埋まってしまい、医療がひっ迫していました。

コロナ専門病院として生まれ変わったのは、最善の判断だったのではないでしょうか。

横浜はじめ病院を運営する特定医療法人財団「慈啓会」の新納憲司理事長は「横浜はじめ病院の再開にあたっては、旧大口病院で発生した事件により、多くの方々に深い悲しみを与えたことをしっかりと受け止めながら、地域の皆様、横浜市の皆様のお役に立てるようにしていきたいと考えています」との談話を出した。

引用:朝日新聞

患者を対応する医師や看護師、診療放射線技師ら医療スタッフは横浜市立大から派遣したそうです。

大口病院の変遷 2023年3月 事業終了

大口病院(横浜はじめ病院)は、コロナ収束を受け、2023年3月末にコロナ専用病院としての事業を終了しました。

現在は診療は行っていないようです。

大口病院の跡地は何になった?

大口病院(横浜はじめ病院)は、現在診療を行っていませんが、病院は残っています。

病院のホームページも残っていますし、運営団体である特定医療法人財団慈啓会のホームページにも名前が残っています。

出典:慈啓会ホームページ

完全に廃業したわけではなく、この先また病院を再開する可能性もあるのかもしれませんね。

大口病院の系列病院はある?

引用:X

大口病院(横浜はじめ病棟)は、特定医療法人財団慈啓会が運営していました。

同じく慈啓会が運営している病院には、大口東総合病院があります。

大口東総合病院は、同じくJR横浜線の大口駅近くにあります。

その他、大口訪問看護ステーションや大口病児保育室もあります。

大口病院の口コミは★4.5だった!

残忍な事件があった大口病院ですが、横浜はじめ病院となってからの評判は悪くなかったようです。

出典:Google検索

対応がよかったです。

結石になった時おじいちゃん先生に親身に診察してもらえました。いい病院だと思うけどなぁ

はじめ病院になる前に先生初め皆さんに御世話になりました。

受付の方も検査技師さんも、お医者さんも看護師さんも、皆さん感じがよく、安心して受診できました。

事件のあった病院だから、元々スタッフなど病院全体に問題があった、というわけではないのですよね。

事件前も、事件後も、患者にしっかりと向き合って対応されていたスタッフがいたことがわかります。

まとめ 大口病院は改名して現在は閉業?連続殺人事件のその後がすごい!

連続点滴中毒死事件があった横浜の大口病院のその後について調べました。

大口病院は改名して、横浜はじめ病院になっていました。

その後コロナ専門病棟になり、今は事業を終了して診療は行っていません。

横浜はじめ病院のGoogle検索の口コミは★4.5で、決して悪い内容ではありませんでした。

現在も病院は残っているので、この先また事業を再開することもあるのかもしれないですね。

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